TOEICへの取り組み姿勢について
もともと、『英語上達完全マップ』では、TOEICを英語力を測る指標として、
推奨しておられながらも、TOEIC向け「のみ」に偏る学習は、厳に戒められており、
TOEIC対策問題集を声を出さずに単にカリカリとこなしていくことは、
結局のところ遠回りになってしまうという認識が示されています。
ただ私自身、最近は、①モチベーションアップのために積極的に活用していく。
という点と、②言語能力を測る試験なのだから、TOEICがどんな試験なのか、
を知るためにもTOEIC対策を取り入れていく。という考えに変わりつつあります。
①は、やはり国内で英語を勉強している限り、なかなか英語を実際に使用する場面がなく、
「試験になると燃えるという日本人の特性」(『この英語本がすごい』)を
いかすことが賢いやり方かな、と思い至ったからです。また、点数が自分の真の
英語力より先行してしまっても、例えば、TOEIC800点を超えたのに話すことは
まったくできない、といった事態になってもそこで勉強を辞めてしまうのでなければよい
のではないか、と思います。
②は、もう少し積極的にTOEICを、言語能力を測る試験として正統に評価しよう、
という思いです。ただ、非常に初歩的なレベルからやり直す場合(TOEIC0点から200点位)
の方の場合、『完全マップ』の手法のほうがより近道に近いかと思います。
最近、書店やネットなどでTOEIC教材を見ている中で、いくつか良いものがありましたので、
少しづつ紹介していけたらと、思っております。
TOEIC対策ならThe Japan Times版のWebトレーニング【まずは500円トライアル】
上のサイト↑は、ネット上でTOEICのリスニング、リーディング各分野のトレーニングができ、
模擬試験も受験できるようです。
サイトを見る限り、なかなか良さそうです。実際にトライしてみることができましたら、
詳しくレビューしたいと思います。